結婚相談所を本業としてだけでなく、副業として始める方が増えています。
実店舗を持たず、PCやスマホがあれば始められる手軽さが人気です。
しかし、結婚相談所開業には加盟金や運営費などがかかり、ある程度資金を用意しておく必要があります。
【加盟金(一例)】
今回は、結婚相談所を運営するための費用について詳しくご紹介します。
結婚相談所開業に必要なこと
連盟への加盟
結婚相談所を開業するためには、連盟への加入が不可欠です。
なぜなら、なるべく希望に合うお見合い相手を紹介するためには、自分が持つ会員以外にも候補者が選べる大きなデータベースが必要となるからです。
連盟に加入することで、加盟店の会員を共有できるようになり、全国各地からお見合い相手を探せるようになります。
代表的な連盟は、IBJや全国結婚相談事業者連盟(TMS)などで、規模の大きい連盟であればあるほど取り扱える会員数も多くなります。
PCやスマホなどの設備
結婚相談所を開業するには、基本的に会員データベースを見れるPCやスマホがあれば問題ありません。
実店舗を持つ場合はいろんな設備が必要になりますが、実店舗なしであればPC・スマホがあれば十分です。
人材(スタッフ)
人材は会員数をコントロールすれば、一人でも運営できます。
どのくらいの規模で結婚相談所を運営したいかを考え、雇う必要があるなら雇いましょう。
実店舗なし、一人で運営するなら、コストをかなり抑えられます。
結婚相談所の開業費用
加盟金
結婚相談所の開業には連盟への加入が不可欠とお伝えしましたが、費用がかかります。
【加盟金(一例)】
どの連盟もなかなか多額の加盟金が必要です。
しかし、IBJ、TMSの会員数はともに約87,000名、BIUは約66,000名と国内トップクラスの会員数を誇っており、この会員データベースを利用できることは大きなメリットとなります。
システム利用料・登録費
初期費用のほか、ランニングコストがかかります。
IBJでは、月会費やシステム利用料が必要です。
- IBJネットワーク月会費: 1.5万円+3.8万円(仲人1名)
- 新規データ登録費: 2,000円(新規会員1名につき)
- 会員活動費: 750円(会員1名)
スタッフの人数や会員数によって費用がかわりますが、大体6万円〜かかります。
TMSはシステム利用料、会員登録料が必要です。
- 会員管理システム利用料: 1万円
- 会員システム費: 500円(会員1名につき)
- 新規会員登録料: 2,000円(新規会員1名につき)
BIUは月会費だけなので、ほかの連盟よりは手ごろです。
月会費: 1.5万円
通信費・設備費
結婚相談所の運営ではPCやスマホが必要なので、それらの設備費がかかります。
また、ネット環境も必要となるので通信費が必要です。
実店舗なしで運営する場合、家で作業することもあると思うので、家賃や光熱費を按分して経費として計上できます。
その他の設備は、必要に応じて用意しましょう。
人件費
結婚相談所は一人でも運営できますので、一人の場合は人件費ゼロです。
規模によって雇う必要がある場合は、無理せず雇いましょう。
雇用主はあなたになりますので、人件費をいくらにするかはあなた次第です。
広告費
結婚相談所を開業しても誰にも知られなければ意味がありません。
知ってもらうために広告を打つ、連盟にお願いしてサイトに掲載してもらうなど認知度UPの施策を行う場合は広告費がかかります。
知り合いを通じて口コミで会員を増やしたり、ブログで情報発信したりなど地道な広報活動もできます。
自分のやりたい方法で集客していきましょう。
開業費用は加盟金が特に多くかかる!その分メリットも大きい
結婚相談所開業には加盟金や運営費などがかかり、特に加盟金は多額です。
開業したいと考えている方は、ローンを組むことも可能ですが、ある程度資金を用意しておく必要があります。
初期費用は多額ですが、自分だけでは到底入手しえない会員データベースを使えるようになるのは大きなメリット。
結婚相談所を運営するうえで欠かせないツールとなるので必要経費と考えていいでしょう。
もっと詳しく話を聞きたい方は無料セミナーがあるのでぜひ参加していろいろ質問してみてくださいね。
各連盟セミナー | |
---|---|
IBJ無料セミナー | 対面のみ。 セミナーの日程が合わないときは個別説明会の予約も可能 |
TMS無料説明会 | オンライン・対面で個別説明会を開催 |
BIU開業説明会 | オンライン・対面で説明会を開催 |